サンキュー

GOING UNDER GROUND サンキュー歌詞
1.サンキュー

作詞:松本素生
作曲:松本素生

男の子が夢を見るよ 始発待ちの駅のホーム
すり減らした靴と声で 宝探しみたいに歩くよ

僕はどんな風に見える?窓に映る自分にたずねる
君が居ないこの街では僕らしさも浮いてみえる

ねぇいつも何かが足りないまま
もうずっと時間は止まったまま

覚えているかい?いつか僕があの街を出た日の事を
ふり返らず歩いたのは何もかもが終わらないように

「もういいかい?」「まだだよ」をくり返して
気付けばほらここまで歩けただろ
けど・・・忘れたフリして君に言えなかった「サンキュー」

誰かのために願い走る人をうしろめたく通りすぎてきた
道に迷う事もしないくせに欲しがった
泣きたい時に泣ける強さが誰かのためこぼす涙が
いつでもうらやましかったんだ

男の子は気付いてるよ同じ夢は見れないことも
すり減らした靴と声でどんな雨も虹にかえるよ

今、僕を歩かせたいつも言えなかった「サンキュー」

誰かのために願い走る事で少しずつ優しくなった声
道に迷う事もあるけどつながっていたいんだ
誰かのために願い走る人に 誰かのため願い生きる人に
すり減らした靴の分だけ消えない名前を
泣きたいときに泣ける強さが
どこかでかならず僕らを守りつなげる


2.青空コウモリ

作詞:松本素生
作曲:松本素生

季節はずれの天気予想図 旅の始まりたたいてく雨粒
止まない雨に君が泣き出した 口を開けばこぼれ出す弱音

立ち止まるたびに増えてく願い事
それぞれいつかの思い出になると、僕らほんとは気付いてる

雨のせいで重たくなった靴をぬぎすてて歩く
その目は何をみてるの?いつも忘れたふりして
淋しさにはすぐなれる…

言いかけたけどしまっておくよ 言葉にすれば弱くなる魔法
止まない雨に傘が邪魔だった あと少しだけその手を伸ばしてよ
傘をたたんで気付いたことは 冷たい雨とつなぐ手のぬくもり

夜明けを待てずに駆け出す生き物
涙目のあとにさきほこる笑顔 だから不安じゃない!そうだろ?

行き先は雨のち晴れ僕らどこへでも行ける
意味もなく大きな声少し明るくなる空
その笑顔が傘になる

ねぇ その手は
声は
つなげて
教えて

行き先は雨のち晴れ いつもどこへでも行ける
雨上がりほらみずたまり街を照らし出す光
つないだ手のあたたかさ